LAND ROVER STYLE CHANNEL
その感性を手のひらに、優雅な冒険がはじまる
3rd RANGE ROVER


國井達之さん(45)
本国ランドローバー社公認マスターメカニックレベル4

圧倒的な乗り心地の良さの理由

BMW傘下での開発のおかげなのか、モノコックボディの4輪独立懸架方式に大きく変更された点と、BMWの足廻りのノウハウをもらえた? のは良かったと思います。今までのリジッドアクスル(トラック)→乗用車への変更ですから、まったく別物の乗り心地ですね。ボディもオフロード走行のことを考え、剛性もオーバークオリティで設計されているのではと思います。ステアリングの方式も変更され、自然なハンドリングになり操作感も良くなりましたね。
 

 

ドイルひとみさん(33)
ランドローバーライフ広告担当


運転するのは怖いけど、助手席の優越感に◎

いやぁ、大きくなったし、豪華さに圧倒されます。何かで読んだことがありましたが「牛10頭分のレザー」でしたっけ? 12年も前の2002年に、この形ができたなんて思えないですね。イギリス好きとか抜きにして、誰が見ても高級車そのものです。自分で運転するのは怖いけど、助手席での優越感は女としては盛り上がっちゃいますね。
 


田畑美緒子さん(28)
スペースデザイナー


インテリアというより、リビングです

内装のフォルムは2ndに似ていますが、質感はちょっと固くなった感じがしますね。内装を見る限り、イギリス文化は2ndよりも私は感じないです。文化や伝統よりも、現代の高級車って感じがします。エアコンとかナビパネルとか装備も、トータルデザインに調和してますね。まさにリビングの名にふさわしい室内で、ソファの国ならではの空間に思えます。
 

 

篠田岳さん(42)
LAND ROVER STYLE CHANNEL代表


SUVの頂点に居続ける理由

初期のBMWエンジンと2006年以降のジャガーエンジンとでは、主にはECUでの制御や味付けで、走行感はだいぶ違います。BMWエンジンの良さは初速のトルク感。ジャガーエンジンの素晴らしさは時速60km~100kmあたりの加速の伸びやかさにあると思います。
足回りは2ndまでのリジット式から、4輪独立懸架のラックアンドピニオンになり、まるで上から吊られて走っているような、よりスムーズな走りになりました。でも決してオフロード走破性が低下したわけではなく、これもまたエアサスのECU制御で仮想的にリジット式を再現するので、オールマイティさは更に向上したと思います。
2ndの頃までは比較されるクルマさえなかったでしたが、3rdになりカイエンやX5と比べられるようにもなりましたね。ただ歴史の長さもそうですが、文化、伝統を感じる内装しかり、エアサスをはじめダイナミックレスポンス、テレインレスポンスなど進化していく足回りこそが、SUVの頂点に居続ける所以だと思います。
 

 

ドイルひとみさん(33)
ランドローバーライフ広告担当


相変わらず3rdもかわいいです。

貴族が乗馬するような運転姿勢もそうですし、肘掛けにもイギリスを感じます。運転してるから起きてますけど、後ろに乗ってたら寝ちゃいますよ。ライトもフェイスもクラシックから、かわいらしいですよね。平べったい感じがレンジらしいイメージなんですが、ボディはだんだん太ってきましたよね。真後ろから見た楕円っぽいのが、代々変わらないレンジっぽさに思えます。
 

 

山本和彦さん(44)
ランドローバーライフ編集長


ドイツ人や日本人には作れない

このクルマはイギリス人が作ったんだなぁと、至るところでそう思います。ドイツ人や日本人には作れないなぁ…と。貴族の文化ですよね、武士の文化でも労働の文化でもなく、日本人のようなアレンジが上手いわけではなく。コストダウンでの実現など、選択肢にないだろうと思えてきます。
 


篠田岳さん(42)
LAND ROVER STYLE CHANNEL代表


防音力はくつろぎと安心の源

東京から大阪までノンストップで行けるほどのくつろぎを感じます。疲れないのもそうですが、圧倒的な防音力も魅力です。自分で運転してるアナログ感は2ndに劣りますが、安心感は圧倒的に増したと思います。