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IDENTITY

レンジローバーと自分のアイデンティティ

scene 01

前 康輔さん

2001年 4.6HSE GF-LP60Dオーナー
1979年生まれ
カメラマン
WEBサイト http://www.kosukemae.net/

彼に会うたびに感じるのは、まだ若いのに、既にシンプルであるいうこと。人間って大人になる過程で、「新しい」にこだわったり「個性」に執着したり、なかなか等身大になれないものだが、彼は違う。
「長くつき合えるモノかどうかは、自分の体の一部になり得るかで決まると思います」。
2ndレンジローバーとライカM。それが現在の彼の手足に、そして目になっている。
 

アイデンティティ
“どこにいても、日常は旅の途中”

  

■カメラマンは裏方の職業で、目立つべきじゃない。でもセンスないのは×。

 とっても失礼な言い方だが、彼は巨匠カメラマンには見えない。若さと謙虚さがそう思わせるのだろうが、彼の作品を見れば、ほとんどの人がそのギャップに驚く。
 「カメラマンは裏方の職業だし、目立つべきじゃない。でも、世界観がまったく見えないのも、頼りにならないし、楽しくない。セルフプロデュースというわけではないけど、レンジローバーに出会ってから自分のスタイルがしっくりして来たと思います。サイズも収納も都内での操作性も、郊外へ行くにもちょうど良いクルマです」。
 

■ライカのカメラなんて、所詮、金持ちの道楽だろうと思っていました。

 レンジローバー同様に大事なものは? と訊ねたら、愛車からライカのカメラを取り出してきた。終止ナチュラルな彼が手に取ると、ライカが人間に程近い、牧歌的なものに見えてくる。
 「カメラって、カタログ上のスペックじゃ分からないんです。実際にお金を払って買って所有して、一日街を撮り歩いて自分に合うかが分かるんですよ。良さそうなカメラを探して、買って、一日撮り歩いて、しっくり来なくて翌日すぐに売って…みたいなことを繰り返し、一年で10個以上も買いました。
 自分の体の一部になってくれるものを探しているんでしょうね。また、カメラを手で持って街を歩くか、肩から掛けているか、カバンに仕舞っているかで撮りたいと思う被写体も変わるんですよ。ライカなんて、金持ちが見せびらかすために買うものだろうなんて思っていたのですが、今は僕の最高の手であり、目でいてくれます」。
 

■アイデンティティ。それはどこにいても、日常は旅の途中。

 「レンジローバーを運転してると、ゆとりと言うか、通り過ぎる景色をずいぶんと楽しむようになりました。カメラのファインダーを覗くことで、撮りたいもの、記録しておきたいものに気が付くのと似ています。例えば、海外に行った時には現地で名所とか感動を探したがるし、 帰ってくると東京の時間に巻き込まれてる感じになるのがもったいないと思うんです。本当は先入観や惰性の気持ちを捨てて、世界中どこにいても、旅の途中みたいなニュートラルな気持ちで過ごしたいです」。