LAND ROVER STYLE CHANNEL
その感性を手のひらに、優雅な冒険がはじまる

Bespoke Tailor Style

セカンドビスポークという
素敵な考え方

3rdレンジローバーのインテリアをセカンド・ビスポーク

 

■マイナーチェンジごとに成熟していくデザイン

僕にとって一番好きなレンジローバーの内装は、なんと言っても2001年に発表された2ndレンジローバーの30thアニバーサリーエディションです。
シートやドアのレザーはベージュとグリーンのツートーンで、ウッドは明るいメープルウッド。2ndレンジローバーが誕生した1995年には、誰も想像してなかったような組み合わせだと思います。
多くのクルマはマイナーチェンジを繰り返し、機関も外装も、そして内装デザインも熟成していくもの。骨組みのラインの応用解釈というものなのか、インテリアの変わらないシルエットに対して、色と素材の組み合わせが新たにコーディネイトされていくわけです。
30thアニバーサリーエディションの内装はレンジローバーの上品さをそのままに、もっとも優雅な色使いをしているように思います。2ndレンジローバーのインテリアの美しいラインを最大限に表現できていると思うのです。

ランドローバースタイルチャンネル代表 篠田 岳さん

 

■ピアノブラックをグロス仕上げに

現在の愛車は3rdレンジローバーのスーパーチャージドで、内装には最もスポーティなイメージのピアノブラックウッドが使われています。
乗り始めた頃はアイボリーとピアノブラックの硬めのコントラストを楽しんでいましたが、年齢が40代半ばに差しかかり、スポーティさよりもレンジローバー本来の優雅さを求めるようになりました。
いろいろとシミュレーションして、30thアニバーサリーエディションのような上品かつ優雅さを感じられるインテリアに変えてみました。純正のチェリーウッドパネルにクリアを施し、ステアリングはリメイクしたウッドコンビにしました。
現在、走行距離は約15万㎞で、次はかなりへたってきたシートを交換したいのですが、どのようなものならしっくり来るのか…。今からワクワクしながら考えています。