LAND ROVER STYLE CHANNEL
その感性を手のひらに、優雅な冒険がはじまる

Bespoke Tailor Style

セカンドビスポークという
素敵な考え方

ビスポークのための設計思想

 

■効率を追求したクルマはどれも同じに見えます。

現代のクルマは、本当に合理的に設計されています。強度や剛性を高めるための工夫、軽量化の工夫が随所に施されています。
特に日本、アメリカ、ドイツのクルマは、本当に計算され尽くした設計になっています。機械としての自動車の成熟度合いには驚くべきものがあります。また、大量に生産・販売することを前提としていますから、生産効率の観点から、各パーツそれぞれがクルマの性能発揮に貢献しています。
ダッシュボードなどのインテリアパーツですら、クルマの剛性や基本性能に大きく寄与している状態です。これは逆に言えば、インテリアパーツなどは簡単に交換できないということになります。なぜなら、クルマの性能に大きな影響を与えてしまうからです。結果として、一台一台の個性が失われていくことになります。
 

■女王陛下の設計思想。

イギリスのクルマの設計思想、特にレンジローバーは、これらの設計思想とは根本的に異なります。
クルマとしての基本性能を担う部分、つまりボディ剛性とか足回りなどクルマの骨格と言っていい部分は、クルマのエクステリアやインテリアに極力負担をかけていません。骨格部分は骨格部分として、できるだけ独立で確立させるという設計がなされています。
結果として、豊富な種類の素材をインテリアやエクステリアに利用することが可能となります。ビスポークスタイルで、個性の違うクルマの生産が可能となっているのです。純正部品には驚くほど豊富なパーツが存在しています。
つまりレンジローバーは、本来すべてがビスポークでオーダーされることを前提とした設計がなされているのです。