LAND ROVER STYLE CHANNEL
その感性を手のひらに、優雅な冒険がはじまる
CLASSIC RANGE ROVER


國井達之さん(45)
本国ランドローバー社公認マスターメカニックレベル4

20年経った今でも名車である理由とは?

その当時、4輪駆動車といえば作業車がメインでした。jeepなど現代ではSUVというカテゴリーが確立されていますけど、時代的に斬新なクルマだったので、現代でも名車として残っているのではないかと思います。ROVER MINIも同じ意味で、名車として残っていると感じます。デザインも美術館へ展示される程の美しさ。エアサスは目立った特徴ですけど、やはりコンセプトは、内外装のデザインによるところが多いのかな。
 

 

田畑美緒子さん(28)
スペースデザイナー


カラーバランスに伝統を感じます。

本物のウッドにこのブラウンのレザーシートが古くさいと思うか、趣を感じるかは個人差があると思うけど、リビング空間のイメージが強いかな。
 

 

山本和彦さん(44)
ランドローバーライフ編集長


その時代らしい“おもてなし”の形

新しい方が高級感があるでしょうけど、コンセプトを考えると「その時代らしいおもてなし」ということを思います。その時代に一番良いものを作りたかったんだなぁというのも感じますね。
 

 

篠田岳さん(42)
LAND ROVER STYLE CHANNEL代表


ハザードボタンから肘掛けの調整ダイヤルさえも

細かいパーツの集合体のようなインテリアに、作り手の想いが聞こえてきます。量産を考えたクルマにはとても思えないし、合理的な作りとも思えないけれど、そんなところが芸術品に通ずるものがあります。
 

 

ドイルひとみさん(33)
ランドローバーライフ広告担当


古いというより、アンティーク感を先に感じますね。

ルーブル美術館に飾られたり、芸術品として評価されたクルマということがよく分かります。ウッドの美しさにしても、レッザーの丁寧なステッチにしても、古いというよりは懐かしいようなレトロ感や、アンティーク感を先に感じますね。
 


山本和彦さん(44)
ランドローバーライフ編集長


未来を先取りしたボディの剛性感

1970年に、このクルマができてたっていうのは、凄いことですね。サイズが小さい分見切りも良くて、感覚が取りやすい。クルマは軽く感じます。電子制御の多いクルマではないので、自分で運転してる感覚が強いです。トルク感というよりパワー感でエンジンを回してる印象で、1500~2000回転で美味しいところを出してる辺りは、ディーゼル車ぽいです。歴代レンジの中で一番オシャレなのは、やっぱりこれかな。アンティークの強さともいうんでしょうかね。ステアリングはトラックのように寝てる感じです。四駆メーカーならではという風に思います。
 

 

ドイルひとみさん(33)
ランドローバーライフ広告担当


イギリス車は運転しづらいと思ってました。

レンジローバーといえばイギリス車で、運転しづらいと思ってました。こんなに運転しやすいとは思っていませんでした。足回りも見た目イメージよりもはるかに軽いし、坂もスイスイなのには驚きました。アクセルほとんど踏まず、こんなに坂を登れるのにはビックリです。古いクルマは重くてエンジンもうるさいし操作もしづらいと思ってましたが、ブレーキも踏みやすいし、支障がないですね。