素敵な大人になりたいなら、レンジローバーに乗ればいい

『レンジローバーは冒険家の愛車』という認識とイメージが当時から僕には強く印象づいていました。UKのオーナー達の秘話や、映画や歴史書の中でも語られていたからだと思います。比較して言うと、ディフェンダーや、ジープやハマーのような軍用車とはまるで違う車ですね。 また真の冒険家とは、いわゆるレジャーやバカンスの旅行者ではなく、発見への大きな使命を持って旅立つ人達。レンジローバーを所有し裕福に暮らせる財力があるのに、家を空け、長い月日をかけて冒険に行くわけです。現代に持ち帰るべき過去の文化を見つけるための冒険だったりです。成功に懸ける投資家や考古学者の期待を背負いプレッシャーと責任感とともに冒険に行くわけですよ。そんなレンジローバーの世界に20代の頃に心底惚れましたね。



「1970年に誕生してクラシック、2ndと、歴史のある車のニューモデルを作るのはBMWにとって大きな使命と挑戦だったと思います。完成した姿を見て感じたのは、『ドイツ人のイギリス人に対する最大限の敬意』でした。『歴代モデルの象徴的なラインを現代風にどうアレンジし継承するか?』という思いの結果を随所に感じます。リアのヒップラインはクラシックからの継承だし、ボンネットのキャッスルコーナーはBMWが良くも採用したなあと思います。



「1970年に誕生してクラシック、2ndと、歴史のある車のニューモデルを作るのはBMWにとって大きな使命と挑戦だったと思います。完成した姿を見て感じたのは、『ドイツ人のイギリス人に対する最大限の敬意』でした。『歴代モデルの象徴的なラインを現代風にどうアレンジし継承するか?』という思いの結果を随所に感じます。リアのヒップラインはクラシックからの継承だし、ボンネットのキャッスルコーナーはBMWが良くも採用したなあと思います。

 


「真の冒険家の生き方が好きですが、冒険家のアイデンティティって、ベンチャー企業のそれと似ていると思います。明確なのは、立ち止まること、何もできないことこそが危険。ベンチャー企業が新しい事をしないなんて冒険家が冒険しないことと同じだと思いますね」。



BMWエンジンの3rdレンジローバーが発表された2002年。高崎さんはBMW社の広告を担当。
ブランドが育ちづらい日本で、悶々とした想いでレンジローバーを見つめ始めた。
「あの頃、このクルマに出会えたから、会社独立を決断できたんだろう。」あれから10年を超え、愛車レンジとともにベンチャーし続ける。

株式会社ジェットカンパニー代表取締役
広告代理店業の他、イタリアンレストラン経営
「GRATIA」グラティア  (http://www.gratia.co.jp/)