OVER 10 YEARS
10年愛し続けた理由。
これからも10年寄り添ってくれる予感。
RangeRoverの品格
シートに身を任せると実感します。レンジローバーというクルマの素性がいかに良いのかを。
人の手で作られたモノは独特の暖かみがあります。天然の素材と人の手の温もり。天然木のフェイシアや上質の皮革に囲まれた室内にはそれがあります。確かな人間の手仕事の暖かみが、さりげなく静かに伝わってきます。
さりげなく、静かに、決して強く主張することはなく……これがこのクルマ品格なのでしょう。10 年経っても色褪せることのない品格と温もり。そしてそれはこれからも10 年以上放ち続ける魅力でもあるのです。
私の周りのレンジローバーオーナーの皆さんは、例外なく温厚で暖かい「素敵な大人」たちです。おそらくこのクルマの素性と品格に共感し、それをこよなく愛し続ける人々なのでしょう。
人の手の温もりが消えないように・・
人の手の温もりが消えないように、与えられた品格を損なわないように、オーナーは努力を惜しみません。そうして大切にされてきたレンジローバーは何年経っても独特の輝きを放ちます。大袈裟かもしれないけれど、人生
に静かに寄り添ってくれるものを大切に愛し続ける共通の姿勢(スタイル)が見えてくるようです。今回はレンジローバーからは少し離れますが、オーナー
さんたちの間で頻繁に話題になるアイテムを通して、そのスタイルについて考えていきたいと思います。10 年愛し続ける理由。これからも10 年寄り添う理由の
一端が見えるかもしれません。
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素敵な大人たちのOver 10Years
- 10 年を超えて自分が大切にしてきたモノ。そして、これから10 年を超えてそういうモノを愛するスタイル。少し見えた気がします。寄り添ってくれるモノ。レンジローバーを愛する大人たちに共通するスタイルが
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同じクルマを好きだからという理由だけでは説明できない何かがある。私たちはたくさんのレンジローバーオーナーと出会ってきました。お酒を一緒に飲んだり、焚き火を囲んで話したりしたこともあります。それはいつも落ち着いたゆったりとした時間です。
私たちが見つけた皆さんの共通点。「素性のよいもの」が好き。「手のかかるもの」が好き。「道具」が好き。そしてそれらを長く愛し続けていることです。靴、機械式の時計、キャンプ道具……など驚くほど興味ある話題に共通点があります。
由緒正しき奴は手がかかる
「素性」とは、そのモノの由来。伝統と歴史があるものは、みんな大好き。あとは人の手で作られているモノ。人の手の暖かみを感じることが出来る
モノ。決して人に薀蓄を語るわけではないけれど、興味を持って尋ねられれば、待ってましたとばかりに語り始める情熱と奥ゆかしさを皆さんお持ちのようです。
「手のかかるもの」は手をかけないと本来の素性や品格が発揮できないモノ。手をかけるほど、味わいが深くなり、自分に馴染んで寄り添ってくれるようになるモノ。自分だけのメインテナンス方法なんかも密かな自慢だったりします。
「道具」。基本的に男の持ち物ですから何らかの機能がなければなりません。単なる装飾品などにはみなさん興味が無いようです。素性が由緒正しくて、手がかかる道具を10 年愛し続けて、これからも10年越えて寄り添っていく。そんな皆さんに共通したスタイルが見えてきました。