Second Bispoke for 3rd RangeRover
「僕にとって一番好きなレンジローバーの内装は、何と言っても2001年に発表された2ndレンジローバーの30thアニバーサリーです。
シートやドアのレザーはベージュとグリーンのツートンで、ウッドは明るいメープルウッド。2ndレンジが誕生した1995年には誰も想像してなかったような組み合わせに思います。
多くの車はマイナーチェンジを繰り返して機関も外装も、そして内装デザインも熟成していくものですよね。
骨組みのラインの応用解釈というものなのか、インテリアの変わらないシルエットに対して、色と素材の組み合わせが新たにコーディネイトされていくわけです。
30thの内装はレンジローバーの上品さをそのままに最も優雅な色使いをしてるように思います。2ndレンジのインテリアの美しいラインを最大限に表現できていると思うのです。」
（篠田：RangeRover StyleChannel 代表）
現在の愛車は3rdのスーパーチャージドですが、最もスポーティなイメージのピアノブラックウッドが使われています。
乗り始めた頃はアイボリーとピアノブラックの硬めのコントラストを楽しんでいましたが40代半ばにさしかかって、スポーティさよりもレンジ本来の優雅さを求めてるんですね。
いろいろとシュミレーションしてみましたが、30thのような上品かつ優雅さを感じられるインテリアに変えてみました。
純正のチェリーウッドパネルにクリアを施して、ステアリングはリメイクしたウッドコンビに。現在走行距離は約15万キロで、だいぶ経たってきたシートを次は交換したいですが、どんなものならしっくり来るのか今からワクワクしながら考えています。（篠田）
