Second Bispoke for 2nd RangeRover
「デザインや作り自体がそれまでのオフロード車から相当進化したように思えます。 ラグジュアリーセダンのような内装に仕上がっています。
クラシックレンジの場合だと、部分的にトリムとかシフトノブとかがウッドになっていたりだけでしたが、2ndレンジになると、内装のメインパーツ(フェイシアやセンターコンソールやグローブボックス)などにレザーやウッドが使用されて、内装のトータルイメージに大きく影響するようになったと思います。
そして、ベースとなる樹脂パーツの上に本革やリアルウッドの細工がされているので カラーや素材やデザインの組み合わせがしやすい。
レンジローバーを高級SUV車に持ち上げたのは2ndレンジのこういった内装からではないでしょうか。
ボディデザインもそうですが、インパネ周りの骨組みの大きな変更がそれまでの四駆オフロード車から脱却し、高級SUVの名を不動のものにしたと思います。」
(田口:レンジニアス セールスマネージャー)
無骨さと優雅さを両方持っているから、組み合わせは何通りもあると思います。
2ndレンジの持つ無骨さに惹かれてライトガードやマッドATタイヤに変える人は、ウッドとレザーなどをあえて少なくして無骨な統一感を目指したりもします。
優雅さに惹かれてる人は、外装はガラスコーティングをしてロードノイズの少ないタイヤを履いて、イギリス車らしい節木目のウッドとステッチワークの入ったレザーをふんだんに使ってまるでリビングのような車内空間を好みますね。」(田口)
「言ってみれば外装は人に見せるもので、内装は自分が見て触るもの。 自分の部屋で家具を揃えて模様替えするようにくつろげる空間を作っていける車でもありますね。 ウッドの施工や、革職人の手作りの良さに囲まれると自然とくつろぎます。」(田口)
「シートは汚れが目立たないのは黒系がベストでも気品あるベージュも組み合わせたい。 そんな想いから・・・。
2ndレンジローバーの内装で多色採用といえば、Autobiographyのツートーンカラーのシートや、30thEditionの色使いなどが代表的ですが、ブレンハムシルバーの2ndレンジローバーに乗り始めて3年目で内装をツートンデザインにセカンドビスポークしました。
センターコンソールとフェイシアを中心に純正パーツを換装することによりシャープなブラックにダブルステッチレザーのベージュをマッチさせ内装に優雅さが生まれました。ウッドはAutobiographyのパーツのリアルウッドを組み合わせています。
拘りと言ってしまえばそれまでですが、自分の空間は至福の何ものでもないのです。 2ndレンジは移動手段ではなく、移動空間と想ってますから。」(田口)