素敵な大人になりたいなら、レンジローバーに乗ればいい

現代の車は本当に合理的に設計されています。強度や剛性を高めるための工夫、軽量化の工夫が随所に施されています。 
特に日本、アメリカ、ドイツの車は本当に計算され尽くした設計になっています。機械としての自動車の成熟度合いには驚くべきものがあります。また、大量に生産・販売することを前提としていますから、生産効率の観点から各パーツそれぞれが全体としての車の性能発揮に貢献しています。ダッシュボードなどのインテリアパーツですら、車の剛性や基本性能に大きく寄与している状態です。 これは逆に言えば、インテリアパーツなどをを簡単に交換出来ないということになります。なぜなら車の性能に大きな影響を与えてしまうからです。 結果として、一台一台の個性が失われていくことになります。



イギリスの車の設計思想、特にレンジローバーはこれらの設計思想とは根本的に異なります。
車としての基本性能を担う部分、ボディ剛性とか足廻りなど、つまり骨格と言っていいと思うのですが、その部分は車のエクステリアやインテリアに極力負担をかけないで、骨格部分は骨格部分としてできるだけ独立で確立させる、という設計がなされています。
結果として、豊富な種類の素材をインテリアやエクステリアに利用することが可能となり、ビスポークスタイルで、個性の違う車の生産が可能となっているのです。純正部品には驚く程豊富な種類のパーツが存在しています。

レンジローバーは本来すべてがビスポークでオーダーされることを前提とした設計がなされているのです。