エンジンは、大きな変更もなくマネージメントの変更やシャーシの変更はあるもののリジッドに変わりはない。
現代においての泣き所となっている電子制御化が大きな変更点でしょうね。
BeCMというコンピュータを配し、情報を共有する、現代では当たり前のBUS通信の先駆けだったのかと思います。
基本的なデザインは、継承されてますけど、アメリカマーケットを意識したデザインなのかなと思います。英国車の色が濃くないのかなと…。
1999年からのエンジン制御は、ベースのエンジン最終型で、当初からすると圧巻のスペックではないでしょうかブームでもあったのか、販売台数も多く良い車だと思います。
クラシックからの進化は、配線の耐久性が上がった事だと思います。
國井達之(45)
本国ランドローバー社公認
マスターメカニックレベル4
アクセルを踏んだ分だけリニアに反応する感じは気持ちが良いです。エンジンが苦しくないというか、パワーで引っ張ってトルク感で押してるという絶妙なバランスが素晴らしい。これだけの重量なのに、コーナーでも怖くない。ボディのよじれ方が自然そのもの。コンフォートです。激しいコーナーでも、車は揺れても怖くない。
2ndのエアサスの反応は凄い技術。カーブを減速せずに曲がっても沈み込みが少なくて、急発進や急停車の場合でもじんわりと反応してくれるのも魅力です。ランクル100がフロントのリジットをやめて独立懸架式にして、スカイフックという方式を採用をした頃ですが、それと比べても別格の良さを感じます。「高級感とは乗り心地である」と言うまさにそれを感じる車です。
山本和彦(44)
ランドローバーライフ編集長